こんにちは、歯科衛生士の村上です🦷✨


皆さんは歯の表面が白く濁ったような色合いになっているところはありませんか？
もしかするとそれは初期虫歯のサインかもしれません！

歯の表面からカルシウムやリンなどのミネラル分が溶け出すことを「脱灰」といい、
脱灰をおこして歯の表面が白く濁った状態を「白濁」といいます。

「白濁」は簡単に言うと歯が溶けてきている状態で、初期の虫歯にあたります💦

白濁をそのまま放置してしまっていると、穴が開いて歯を削る治療が必要になってきますが
適切なケア次第で歯を削ったりすることなく進行を食い止めることができます❕


皆さんは「再石灰化」という言葉を聞いたことがあるでしょうか？

唾液などの働きによって、歯から溶け出していたカルシウムやリンが再び歯に取り込まれ、
脱灰される前の元の状態に戻ることを「再石灰化」といいます⭐

日常的に歯の表面では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されていますが、
このバランスが取れていれば虫歯へと進行することはありません。

しかしながら生活習慣やお口の中の環境次第でこのバランスが崩れやすくなってしまいます💦

□間食の回数が多い
□ダラダラ食べたり飲んだりする
□炭酸飲料など酸性度の高い飲み物をよく飲む
□唾液の量が少ない
□お口の中に汚れが残ってしまっている

↑上記の項目は脱灰を進め、再石灰化を抑制してしまいます！！
白濁の進行を食い止めるためにも、新たな白濁を作らないためにも
改善できることはなるべく改善していきましょう✨

また定期的な検診でチェックやクリーニングを行うことも大切です^^
もし白濁から治療が必要な状態に進行してしまった場合は虫歯が小さいうちに治療したり、
クリーニングで白濁のできにくいお口の環境を整えましょう❕



コロナウイルス感染予防対策として、
ご来院の際は手指消毒、検温、マスクの着用のご協力をお願いします。
またスタッフの毎朝の検温、体調管理も継続して行っております。

それでは皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております☆