こんにちは、歯科衛生士の仲です😊

親知らずが腫れた、痛みが出たといった経験はありませんか？今日は親知らずについてお話します🦷

親知らずは奥歯の中でも一番奥に生えてきます。スペースが足りない場合、真っすぐ生えてこられず、横の歯に引っかかり少しだけ頭が出ていたり、歯茎の中で真横を向いて埋まっている場合もあります。このように横を向いて生えてきた場合、周囲の歯茎が腫れたり、親知らずとその一本手前の歯が虫歯になってしまう可能性が高いので注意が必要です！
歯と周りの歯茎は汚れの溜まりやすい場所になっており、歯ブラシが当たりづらい事で炎症を起こします。この部分の炎症を「智歯周囲炎」といいます。疲労が溜まって体調を壊しているとき等には炎症が悪化しやすくなります。

親知らずを抜く場合は、まずレントゲンで位置を確認します。親知らずの近くには下顎管という神経や血管が通る管があり、この管に親知らずが接していると、神経の麻痺などのリスクが高まるため、大学病院などで抜いて頂く場合もあります。炎症が強い場合は、麻酔が効きづらく痛みが強くなる可能性が高いので、まずはお口の中を清潔にし、抗生物質のお薬を飲んでいただきしっかりと炎症を抑えてからの抜歯になります！

親知らずが痛い方、腫れていてお口が開けづらい方はそのままにせず、早めに歯医者さんで見てもらいましょう🦷✨
そして生えているけど痛みや腫れたりしていない方はよく歯ブラシを当てるようにしてください😊

新年度が始まり、新しい環境で知らず知らずの内に疲労が溜まり、お口の中に症状が現れることもあります。少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください🌸

コロナウイルス感染予防対策として、ご来院の際は手指消毒、検温、マスクの着用のご協力を引き続きお願いします。またスタッフの毎朝の検温、体調管理も継続して行っております。

皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております☆